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2023から雑文

あけましておめでとうございます!
と言いつつ、まだ年を超えていない2022年の年末です。紅白が半分くらい終わりました。
実家の集まりに参加してワイワイしたあと帰宅組が去りいつものメンバーです。音量を上げても聞こえなかった紅白が今はうるさいくらいです。家族の会話もなくアーティストの歌を流している感じ。
怠惰な空気がとりまくと、なんとなくご飯食べちゃいますよね。余った寿司とかモロゾフのチョコをつまみながら、自宅の殻の冷蔵庫を想います。

実家は食べ物が無限に出てきます。
けっこう高級な食い物がいつも我が家にある。一般家庭の割に嗜好品が多い。
うちだけじゃなく、だいたいの実家って高級な食い物ありませんか?
どんな友達の実家にも「もらいものだけど」って高そうなお茶とかお菓子が出てきて「どこも同じだな〜」と思います。
「実家」、食い物の永久機関が働いているのかと思うほど、常に溢れているのすごいですよね。
自宅や友達の家では日用品・日用ご飯が出てくるのに不思議。
親世代の、贈り贈られの精神が息づいているからでしょうか。
それとも兄弟たちが両親の特別な日に贈る嗜好品が余っちゃっているんでしょうか。

わたしは普段、一日二食、食べるか食べないかの生活を送っています。最近、ご飯を食べるのが面倒くさくなってきちゃって。
いま、誰も手をつけていないエビの寿司を見つめながら、「このお皿を自宅に転送できたらいいのにな〜」とか思っています。コンビニのスムージーとか、日常ではまず買わないちょっとお高めの自然派っぽい飲み物も飲んじゃってます。もうお腹いっぱいだけどもらっちゃった。普段こんなものを買ったら底の底まで吸い上げる意地汚さでストローにむしゃぶりついているのに、贅沢だね。
実家は贅沢できていいな。
その他「飛鳥ちゃん引退なのか〜」とか「キムタク家の親子共演か〜」とかテレビの情報がどんどん入ってくるので並行して感じることがとても多いです。
このエッセイも終盤に差し掛かった時分はあいみょんです。才能のありすぎる歌詞と歌声。するーっと心地よく聞き流せるのに、耳を澄ますと自己没入できる歌ばかりですごいなぁ、あいみょん。

つまり、自分と関係ないことしか考えていない大晦日。
いつも何かしら書きたいネタとかテーマがあって、結果的に主義主張のうるさいエッセイばかり並んでいるので、ただ頭の中に流れた雑念をだらだら書き流す今回はこれでいいやと思います。
みんな初詣とか行くでしょ? 0時ちょうどにジャンプした? 年越しそばこれから作る人もいるんじゃない? 
年末は最後までなんだかんだ忙しいですよね。こんな文章読んでる暇ないよね。2023年もよろしくお願いしますね。

天野 蒼

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