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肉のハナマサのはなし

近所に「肉のハナマサ」を見つけました。
以前、筋トレ好きな後輩から「あの角にあるハナマサでササミ1kg買いましたよ。僕は本気ですよ」と本気の筋トレ宣言をされて、それなりに気になっていました。あの角ってどこの角?
地図で検索すれば一瞬で出てくるんですが、その日の終業後には後輩の筋トレ宣言などすっかり忘れ、その後も三駅先にある別のハナマサまで肉を買いに行ってました。
地元のハナマサは、よくくだらないものを買いに行く某激安スーパーの近くにありました。目を凝らすと「肉のハナマサ」の看板も出ています。なんで気づかなかったんだろう。
わくわくしながら店内に入ると、三駅先のハナマサと同じラインナップ! 彼の地のハナマサが地元にすっ飛んできたようで嬉しくなります。

わたしが気に入っているハナマサ食材は肉よりも、刻み玉ねぎを冷凍したもので、玉ねぎが値上がりしている昨今でも200円そこそこで販売している神商品。インドカレー作りを趣味にしている者としては「ナマステ!」と叫びたくなるほど親しみが湧いているのですが、ナムサン! その日は売り切れていました。他の冷凍野菜は在庫があるのに、刻み玉ねぎだけ……。
これは雲行きが怪しい。もしかして、入荷後すぐにGETしないと、飲食業者に買い尽くされてしまう感じ? ここはそういうハナマサなの?

三駅先のハナマサは、牧歌的というか、主婦や大学生などが買い物をするくらいで食材が売り切れることはありませんでした。
一方、地元のハナマサは歓楽街の近くに立地しているためか、見るからに厨房の人が仕事の合間に買いに来てる。焼肉屋もめちゃくちゃ多いし、玄人御用達って感じ。
仕事帰りにちょっと立ち寄れれば……というような甘っちょろい考えでは刻み玉ねぎを手に入れるどころか、生け捕られてハンバーグにされるかもしれない。

ひとまずその日はササミ1kg、鳥ミンチ1kg、刻まれていない玉ねぎ(つまり普通の玉ねぎ)を買って帰りました。
ササミ1kgは買う予定がなかったんですが、後輩の筋トレ宣言をふと思い出して、わたしも筋トレをしているので張り合うように買ってしまった。我が家の冷蔵庫は小さいのでこんなに肉が入らない。どうすれば……。

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書を拾え、部屋にいよう

はじめに
ステイホーム、おうちで〇〇、外出自粛、みたいな言葉が浸透して2、3年経ったような気がするけれど、まだ半年も経過していないのでした。
引きこもりが加速する現況、
この3ヶ月間に行った家での時間潰しをまとめてみました。今回は、その記録と所感です。役に立つか分からないけれど、備忘録も兼ねてシェア。
やることがなさ過ぎて退屈だよ! とか、閉じ込められてる感あって鬱だよ! という方へ、何かしらのアイデアになれば嬉しいです。

実践1:読書
割と簡単な暇つぶし。図書館とメルカリ使用。
菌の付着が気になる方は電子書籍でダウンロードすると良いです。
最近、異種交配によって出来たハイブリット生物の記事を読んで、面白いなと思ったので動物行動学の本たくさん入手しました。
参考:http://karapaia.com/archives/52210659.html
参考:生物好きなら読んでおきたい本まとめ(バイオハック)
入手:攻撃―悪の自然誌/進化し過ぎた脳/動物と人間の世界認識/エピジェネティクス

実践2:小説を書く
いつもやってることと変わらないですが、最近腰が痛いのでごろごろしながらevernoteにankerキーボード繋いで直書きしてます。
参考:https://evernote.com/intl/jp
参考:http://parallelline00.com/20161215-anker01

実践3:スパイスカレーを作る
週2日3時間くらいかけてスパイスカレーを作ってます。
スーパーに売ってる100円スパイスでインド料理屋っぽいカレー作れるのすごい。
新大久保に想いを馳せる。

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参考:http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/hinishi/5019

実践4:オンラインイベントに参加する
オフで会うとアウト(笑)ってことで、facebook上で勃発しているオンラインイベントに参加しています。読書会やテック系、もくもく会もたくさん開催されているので楽しいです。今までオフラインでやっていた公式のイベントがオンラインに拠点移動したりもしているので、参加の敷居が低くなってありがたい。
この前、初めて音楽フェスに参加しました。家でごろごろしながら聞くフェスは楽しい。

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フェスでもらったやばいマスク

実践5:動画を制作する
Adobe premier proで動画を制作しました。
効果といえばディゾルブしか知らないヒヨッコなんですが、Adobe effectも勉強してエモい告知動画とか作りたいです。
参考:https://helpx.adobe.com/jp/premiere-pro/tutorials.html

実践6:ステッパーで筋トレする
テレワークが増えたのでステッパー買いました。
痩せているかどうかは分からないんですが、眠いときにふみふみすると目が覚めます。大抵、アマプラで映画を見ながら筋トレしてます。
一般的なステッパーはAmazonでだいたい6000円〜10000円くらい。
20分以上稼働させると壊れるものが多いから気をつけよう。

実践7:映画を見る
Amazon Prime Videoで映画をよく観るようになりました。
あまり使わなかったんだけど、意外にラインナップ多いんですね。
この映画面白かったです。
参考:「ブルー・マインド」https://youtu.be/4bqt2AztQ-c
今は「前世の記憶を持つ子供たち」っていうスーパーナチュラルなドキュメンタリー見てます。前世……。

実践8:資格試験の勉強をする
テスト勉強って学生の頃から好きじゃなかったんですが、暇すぎて資格試験の勉強を始めました。
本職でWEBデザイナーをしているので、WEBデザイン技能試験が良いかなと思ったんですが、紆余曲折あって「基本情報技術者」の勉強しています。
IT系の国家資格で合格率20%とチョイ辛口な試験のようですが、就職前の学生さんや暇な時間のある主婦の人も合格しているらしいです(学習時間200時間程度/1日2時間3ヶ月)。
参考:https://www.jitec.ipa.go.jp/
参考書:https://gihyo.jp/book/2019/978-4-297-11021-5

実践9:WordPressを作る
仕事と兼ねているんですが、WordPress作ってます。
参考サイトを挙げればキリがないので割愛しますが、htmlとcssと気合い(php)でなんとかなってます。まだ本番のサーバーで動かしてないけど。

実践10:オンライン飲み会を開催する
実践4とかぶるところも多いですが、オンライン飲み会を頻繁にやるようになりました。外国在住の友達とも、時差の心配事を抜きにするとすぐに会えるのでインターネットは良い……。

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以上、実践してきてぱっと思いついた十項目を挙げてみました。
いつ終わるとも知れない緊急事態ではありますが、最大限に引きこもることができるチャンスと捉え、今まで出来なかったことに挑戦したり、参加したり、作ったりすると、鬱々がわくわくに変わるのでおすすめです。
引き続き頑張りましょう。

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胸を張れ、君はプロローグくらいまで主人公だ。

ずいぶん前から、ネット小説で異世界転生が流行っているというウワサを耳にしていたんだけど、久しぶりに「小説家になろう」を開いてみたら異世界転生だらけで割とマジでビビった。

どうして異世界転生だらけだと分かったのかというとタイトルに異世界転生と書いてあるからだ。

少なくとも「転生」は絶対必須のキーワードらしくて異世界転生小説には必ず書いてある。

異世界転生小説のことを調べてみたら、だいたい現実では冴えない主人公が不慮の事故とか自殺をして異世界に生まれ変わるらしい。転送や移転ではなく転生というのがすごい。もう水洗トイレに流されたりとかそういうギャグでもないんだ。

それから輪廻転生は東洋側の思想であるのに転生先が西洋風世界観であるのも興味深いね。

死から始まる物語と聞いて森絵都の「カラフル」がパッと思い浮かんでしまう年代なんだけれど、「カラフル」の全体を覆い尽くす悲壮感というかやるせない感じとはまた違って、このジャンルは死んだ後の世界がとても生き生きしている。生き生きし過ぎて今度は下克上を叩きつけたりしてる。

娯楽を社会傾向と結びつけるのは簡単だし、短絡的だと思うけれど、仕事や人間関係や将来について膨らます想像に限界を感じているこの閉塞感が何処ともなく充満しているせいかも知れないって勝手に思ってる。

ここはアメリカじゃないからアメリカン・ドリームもないし、その代わりに地震はあるけど食えないし、食えないのに老人を食わせていかなければならないし。

なんか、どこへ向かっても行き止まりって感じ。

でも、やっぱり死んだ後にハッピー!みたいな物語が流行るというのはどうなんだろう。

いや、どうなんだろうって言っても別に何の懸念もないけれど、ただ「ふぅう~ん……↓」みたいな感じはあるなあ(ニュアンス全然伝わらないけど勘弁してください)。

こんなこと言うのって老害の一歩手前なんだろうか。

でも、30年以上も前になるけどブルーハーツがずっと歌い続けていたことは全然廃れていないよね。

ね?

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